第3章 私の居合

第11節 我が師と易水館(1/4)

正統正伝を追う情熱


居合との出会い

「父娘で習いたいのですが・・」駅のガード下に張ってあったポスターの電話番号に連絡をいれたのは妻でした。
「おお、それはすばらしい!」という声に、とても気さくな印象を持ったといいます。
声の主は我が師、若浦先生でした。


学校の演劇部に入れ込んでいる娘は、殺陣のできる先輩が卒業したのを機に剣技を習いたいと考えていました。
彼女の願いを受け、殺陣の道場や教室を探していたのですがなかなか見当たらず、そんな中で「易水館」のポスターを見かけたのです。
私はと言えば、かつては剣道を嗜なみ、中学校のときは部長・主将をやっていました。仕事に追われくたびれている今の自分を鑑みて、あの時の溌溂とした自分を少しでも取り戻せればと思っていました。


40過ぎ、運動不足でちょっと太り気味のおやじと、運動があまり得意ではない女子中学生。
「マイペースでいい。がんばりすぎてはだめ。」という先生の言葉に慰め励まされながら、週一回のペースで通い出しました。
もちろん、はまってしまうのに時間はかかりませんでした。


土曜日は夕方六時頃から約2時間、スケジュールが許せば日曜日の午後にも2時間。あけて月曜日は階段の上り下りがつらく、腕も上がらないほどの筋肉痛に襲われます。


でも後でそうなるなんて思いもしないほど夢中になれる2時間であり、それは自己満足を伴う痛みです。

詳しくは、易水館のホームページをご参照のこと。


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最終更新日 : 2006年11月12日