初伝-正座の部
九本目:月影(つきかげ)動画(.mov 2,597kb)
古名は「勢中刀」。右から斬り込んで来る敵の右手を打ち、さらに踏み込んで止めをさします。中伝の「稲妻」も同様の動きをしますね。
【状況】
正座する自分の右側面から斬り込んでくる敵に対し、素早く抜いて右手(拳、もしくは手首)に斬りつけて動きを止め、ひるむ敵に対し追って深く斬り込み勝ちを制したあと初伝の血拭いした後納刀をおこなう。
【所作】
右方より敵が斬り掛かってくる。
引き寄せると同時につま先立ちとなっている事。
右足を相手に向けて踏み出し、左足はつま先を相手に向ける様な気持ちですこし後に踏み出しながら、斬り掛かって来る敵の右手に向け一気に抜き付ける。
座っていた正面に対し、右側に半身となるが重心は右足側に置く事。
斬り掛かって来る敵の刀の柄を狙う事。
右足を大きく一歩後ろへ下げる。
そのままゆっくりと、右膝をゆっくりと落としながら納刀する。
ゆっくりと立ち上がり、左手は鍔をおさえ、右手を柄頭に移し残心する。
易水館初伝のビデオで冒頭に館長が見せる技がこれです。初伝なのでゆっくり目に行いますが、敵の刀を受ける動作は気持ち迅速に。
最初に右を向く動作、腰を上げつつ刀を抜き出す動作、刀を抜き出す方向にキモがあります。